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花と緑は物件が和む特効薬ですが…

「やりすぎ」のオーナーさんもいらっしゃいます(2/2ページ)

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たとえば、こちらのサイトは名古屋市に本社を置く株式会社スパイスという会社の通販サイトです。ご覧の通りの大変な精巧さです。ほかにも、検索サイトで「フェイクグリーン」「造花」などの文字を検索してみてください。緻密で美しい、たくさんの商品・作品に出会えます。


とはいえ、現在のフェイクグリーンや造花がいくら精巧だからといって、もちろん、お客様である入居者さんの前に飾るのに、いつもニセモノというのはよくありません。


なので、フェイクグリーンには、ぜひサポートの役目に回ってもらいましょう。本物の花や緑を飾る手間が続かないときの中継ぎをしてもらったり、ボリュームを増やしたい場合の手助けをしてもらったりと、そんな使い方が多分理想的です。


ちなみに、上記スパイスさんのアナウンスによると、「吊るす、掛けるは、フェイクグリーンの本領発揮」だそうです。たしかに、本物であれば高い位置での水やりはなかなか大変な作業です。なので、たとえば美容室など、高い位置をフェイクグリーンで飾りながら、カウンターなどには本物の花を置くといった演出もよく見かけますね。このやり方だと、フェイクグリーンは置きっぱなしの常設でもかまわないようにも思えます。よいヒントですね。


ところで、賃貸物件に花を飾ったり、植栽の世話をしたりするのは大変だという話とは逆に、ときどき見かけるのが「ちょっとやりすぎ」のオーナーさんです。


厚意からなのでしょうが、ご自身の物件に次から次と鉢植え、プランターなどを持ち込み、共用部分を埋めてしまうなどするのです。


ついには世話が行き届かなくなってしまい、周囲に土ぼこりが舞ったり、枯れた植物が放置されたりといった、見苦しい状況となる例も見られます。こうなると、せっかく物件を見に来た入居希望者さんも興醒めです。


そのうち、害虫が発生したり、野良猫がトイレに使ったりと、さんざんな状態になることも…。挙句、入居者さんが呆れて出て行くという最悪の事態も当然ですが起こりえます。


ご高齢のオーナーさんが、お体の不調とともに、意図せずそんなピンチに陥っているケースも見られます。周りの皆さんには、気づいたらぜひフォローをしてあげてほしいところです。


(文/朝倉継道 参照元/株式会社スパイスプレリリース)

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この記事を書いた人

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