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低コストで床のリノベーション! クッションフロアとは? 「セルフリノベーション クッションフロア施工に必要な材料や準備とは?」(2/4ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/04/02

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材料の割り付けの考え方


(写真②フローリング調を長手に貼るイメージ)

材料を買う前には部屋の寸法を出し、必要な材料の分量を確認する必要があります。

クッションフロアのサイズの規格は、横幅182cm。あとは貼りたいお部屋のサイズに合わせて182㎝×〇mを何本用意するか、ということになります。
トイレや脱衣所など横幅の狭いスペースであれば、1枚で貼れてしまいます。

トイレの床の横幅は約80㎝、縦幅は約120~170㎝程です。

無地に近いような石目調の材料であれば、縦横関係ないので、材料を1m買って横向きに使えば十分に足りるという計算になります。

ただ、フローリング調のクッションフロアを使いたい場合は、便器に向かってフローリングの目地を入り口から奥へ縦に向けないといけないので、材料を2m弱用意しておく必要があります。
とはいえ、貼る際には横幅180㎝のうち半分しか使わないので、半分はロス(捨てる部分)が出るということです。

横幅が180㎝以上あるお部屋にクッションフロアを貼る場合は、2枚以上の材料をつなぎ合わせることになるので、どう割り付けたらロスを少なくできるか、ということを考える必要があります。

こちらも先ほどのトイレの時と同じで、石目調など柄によっては向きはどちらでも可能ですが、フローリング調の場合は部屋の長手方向(入り口から奥に向かう縦長の方向)に貼っていくように割り付けます。

次ページ ▶︎ | 貼る前の準備 その1

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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