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セルフリノベーション 壁紙張り替えの巻①

シンプル派、ワンポイント派、大胆派 壁紙張り替えの効果と作業のキホン(3/3ページ)

内村恵梨内村恵梨

2018/07/24

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大胆にお部屋のイメージを一新するには

そして、「いや、私はもっと大胆に挑戦したい!」という方におススメなのが、アクセントどころではない、主役級の柄の壁紙を取り入れる、「壁紙の存在感MAX戦略」。
今まで一般家庭に使われることの多かった柄物は、比較的控えめな小花柄や淡いストライプなど。こうした柄は無難で良いかもしれませんが、せっかくなら思い切って大胆な柄を選んでみてはいかかでしょうか? 壁や天井を見るたびに気分が上がるお部屋に変身することでしょう。

まずは家の中のどこから挑戦する?

さて、実際に壁紙の張り替えを決心して次に考えるのは、「どこから手を付けよう?」ということでしょう。

失敗してもあまり目立たないところ、例えばトイレなら、小さい場所だしとっつきやすいかも、と思うかもしれません。ところが、狭い場所は逆に難易度が高めです。

というのも、ほとんどのトイレは脚立が入らず、便器に足をかけるという、ボッチャンと落ちそうな不安定な体勢をとらざるを得ません。
また、トイレの後ろ側は手が届きにくく、きつい体勢に心が折れます。タンクの後ろに隙間がなく、「これどうすんの?」状態に陥ることもあります。

職人の世界では、見習いのうちはひたすらトイレの壁紙張りを練習させられるというくらい、天井、壁、コンセントや止水栓な様々な要素を含んだ特訓向きの場所ではありますので、職人を目指したい方には打ってつけの練習場所です。

では初心者はどこからトライしてみたら良いか?
おすすめなのは、寝室など6畳程度の部屋の一面。できるだけ窓や梁などの障害物が少ない面が理想的です。

いかがでしたか?
ご自宅やご実家などで壁紙を張り替えるイメージが浮かんできたでしょうか。考え始めると、「あそこにこんなアクセントクロス張ったら素敵だろうな」「子ども部屋は柄物にしたいな」など、ワクワクしてきますよね。

次回は、壁紙や糊などの材料の選び方や、施工方法の種類、その難易度などをお伝えします。お楽しみに!

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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