「お弁当作家」小川真樹のステイホームランチ――色がよければバランスもよし!「バイキングのっけ弁当」(2/2ページ)
小川 真樹(Maki Ogawa)
2021/02/09
「映える」ためのコツ
お弁当箱に「映える」ように詰めるには実はコツがあります。
1.最初に牛肉甘醤油煮をお弁当箱に詰めてみました。その隣には緑のレタスを置きましょう。
2.レタスの横には赤いキムチ。
3.キムチの横に、ゆで野菜を置き、
4.ゆで野菜の隣に揚げ茄子。その隣にオクラ、プチトマト、と続けました。
はい! できました!
「映える」コツは「色の違うおかずを隣同士に配置すること』です。
今日のお弁当は茶色いなーと思ったときには、茶色いお肉の隣に明るいグリーンのレタスや、黄色い卵焼きを加えてみてください。視覚的にぐっとくるお弁当に変身します。
今回のお弁当も、茶色(牛肉)、緑(レタス)、赤(キムチ)と交互に色の違うおかずを詰めることで、華やかな、色のメリハリのあるお弁当になりました。
色をたくさん使うお弁当は、目にもうれしいだけではなく、自然と栄養のバランスが整います。さらにいろいろな食材を使うということで食感にも変化が出ます。食感にも変化が出るということは、飽きずに食べられるということ。よいこと尽くしですね。
忙しい朝に、残りおかずや好きなものをたくさん詰めた、簡単、栄養バランスよしの「バイキングのっけ弁当」はいかがでしょうか。
※お弁当箱にキムチを詰める場合は、ホーローやステンレスなどの色移りしにくいお弁当箱を使用してくださいね。木のお弁当箱を使うと色、においが移る場合があります。
「お弁当作家」小川真樹のステイホームランチ
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この記事を書いた人
お弁当作家
栄養バランスはもちろん、かわいい弁当をつくることで主婦などから支持される「お弁当作家」。その色彩豊かなお弁当づくりには国内だけではなく、海外からも注目され、日本独自の「Bento」文化を牽引。メディア出演は『NHK Bento Expo』(毎週火曜ON AIR)、著書に『Yum Yum Bento Box 』(アメリカにて出版/英語、フランス語、韓国語)、『かわいキャラクターのお弁当』(ブティック社 刊)、『Yum Yum Bento Box All Year Around』(アメリカにて出版/英語)、『Ultimate Bento』(アメリカにて出版/英語)などがある。