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「不動産広告を見る時の注意!!」について(3/3ページ)

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基本的にこの広告は「囮広告」のケースが殆どだという事です。それはそうです。やり方自身も「違法広告」ですからマトモナ不動産業者がやる広告では無いという事です。第一に、広告自体が軽犯罪法違反。第二に、不動産広告の表示違反。第三に、個人名での広告。これは、会社として責任を取るつもりの無い広告だという事。そして、実際にこの携帯電話に連絡してみると…。

~自分の会社名や名前などは、出だしでは名乗りません。話の半ばで、一般のお客さんと確認できるまで物件の話などで切り抜けます。要するに、公正取引委員会の職員だったりすると下手に会社名などを知られると大変な事になるので、そんな対応になるわけです。

決定的に恐ろしいのは…。全くのウソ広告すら存在することです。広告を見て問合せた方は、この物件が目当てで連絡しているのですがそもそも、そんな物件が存在しなかったり、あったとしても実際は建物がマトモニ建築できないような物件であったり、貼り紙広告の近くに物件があるのかと思えば、何キロも離れた場所の話だったりするのが殆どなんです。

■こんな事をして、何になるの?

~前回もお話ししましたが、集客の為の「悪知恵」なんです。集客=不動産会社の生命線! ですから、こんな脱線をする不動産業者もいるんです。で、お客さんに会社に来てもらう事が出来れば、口八丁手八丁で広告した物件が紹介できなくなった事情を説明して、その傍から違う物件の営業活動に勤しむわけです。

ですから、あんな広告を信じても何もいい事はありません。そんな脱法行為で集客を行っている不動産業者と知り合っても、決して良い結果を生むとは思えませんし、いい事は無いでしょう。下手をすると、トンデモナイ悪質な営業をかけられる恐れもあります。皆さんも気を付けましょう。そんな話を聞いたら、教えてあげてください。

今では自分で物件を売りに出せるウチコミ!売買REVOというサイトなどもあります。
有効に使って不動産物件の売却、購入をしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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