設備にとらわれるとよい物件とダメな物件の区別がつかなくなる(3/3ページ)
斎藤 岳志
2019/12/10
むしろ、この視点を外さなければ、「バス・トイレが別」というような、巷間いわれているような“常識”は無視をしてもよいと思います。実際、私の経験からは「バス・トイレが別」は必須な条件ではなく、私が保有している物件の半分は「バス・トイレは一緒」です。
物件探しをしていると、どうしても設備面に目が向かいがちになります。しかし、設備が付いていればよいとわけではありません。何を基準にして物件を見極めるか明確にして見ていくことが重要で、それに必要な設備があるか、ないかで見ることで、設備の有無に惑わされない物件選びができるのです。
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(CFP)
FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。