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外国人旅行者が6千万人に!?

ただし、賃貸住宅がめざす「王道」は多分こちらです(3/3ページ)

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■供給が少ないので部屋が埋まる

地域に外国人入居者さんを迎え入れている物件が少ない場合、外国人の方から問合せがあると、仲介会社は真っ先に「外国人歓迎」の物件から紹介します。上記のネットワークに加えて、こうしたことでのメリットもよく聞かれます。

■3点ユニットの危機を救ってくれる

バスタブでお湯に浸かることにこだわらない方が多い外国人の場合、3点ユニットを嫌う傾向は、若い日本人ほど強くないようです。また、3点ユニットを「バスタブなしのシャワールーム」と「トイレ」に別ける省スペース型のリフォームでも、十分に喜んでもらえるケースが多いようです。

■家賃が上がることもある

「勝手に内緒でルームシェアされた」は、外国人入居者さんに絡んで時折聞かれるトラブルです。ですが、この逆もあります。ルームシェアをOKすることで、引き換えに家賃を上げさせてもらったオーナーさんもいらっしゃいます。入居者さん側としては、それでも2人で家賃を分担すればひとりで払うよりも出費が抑えられるため、結果として3者WIN・WINとなるかたちです。所得水準の低い国から来た留学生などにとって、ルームシェアは大変切実なニーズです。

■家賃滞納が日本人より少ない?

もちろん、巡り合わせや環境にもよりますが、「身元の確認さえきちんととれる人であれば、日本人よりも外国人の方が滞納は起こりにくい」との印象をもつオーナーさんが結構多いようです。万が一事故を起こした場合、「外国人を受け入れてくれる物件を探すのにまたひと苦労」という事情も背景にあるようです。

以上、いずれも実際に外国人入居者さんを受け入れているオーナーさんの声です。どうぞご参考にされてください。

(文/朝倉継道 参照元/株式会社マーキュリープレスリリース 画像/123RF)

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