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知っておくべき基本の基本!

「外国人の方が入居したがっています」と仲介会社に言われたら?(3/3ページ)

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外国語の契約書をつくらないといけないのでは?

その心配は基本いらないと思ってよいでしょう。管理会社がベトナム語やネパール語の契約書を作ってくれたとしても、むしろ多くのオーナーさんの方がそれを読めず、不安です。


それよりも大事なことは以下の3つです。

1.必要な約束ごとが残さず契約書等に明記されていること
2.その上で丁寧な説明を行い、理解の徹底を得ること
3.入居後のフォローや見守りも欠かさない体制をとれること


これらを実行できる管理会社や仲介会社、さらにオーナーさんであることが重要です。

基本を勉強するための教科書はコレ!

外国人入居者市場は、今後ますますの広がりが予想される、賃貸住宅にとって大変有望なマーケットです。また、一旦これをキャッチすることに成功すると、紹介やクチコミでの入居が連続するようになり、賃貸経営が安定することが多いともいわれています。


そこで、「うちの物件でも今後は外国人入居者さんをぜひ迎え入れていきたい」と、お考えのオーナーさんに、おススメな基本の教科書を紹介します。


国土交通省
「外国人の民間賃貸住宅入居円滑化ガイドライン【平成30年3月版】」


上記リンク先から、ガイドライン本体や「外国人向け部屋探しのガイドブック」などにアクセスできるようになっています。


・頼りになるパートナー(管理会社・仲介会社)や相談先の探し方を知りたい
・いまのパートナーと共に勉強していきたい
・自力でマーケットを切り開いてみたい


いずれのオーナーさんにとっても、まずは参考になる入口です。


(文/朝倉継道)

 

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この記事を書いた人

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