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マナーのよい入居者は、オーナーさんが集めることができます!その実例(2/3ページ)

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2…一緒に物件内・ご近所へ挨拶回り

晴れて入居が決まった入居者さんをご挨拶回りに連れ出すオーナーさんがいます。「新しく〇〇号室に入られた〇〇さんです」と、ほかの部屋の皆さんに紹介して歩くのです。まるで昭和の下宿ですね。

すると、「いまどきとんだお節介」と、嫌がられる?

逆です。ほとんどの入居者さんが、「自分では動き出しにくい。ありがたい」と、思ってくださるそうです。

このほんのひと手間により、入居者さん・オーナー・入居者さん、三者が顔見知りとなる関係が、挨拶の数だけ生まれます。

「顔見知りに対して恥ずかしい行動は見せられない。迷惑はかけられない」との意識が醸成されることで、マナー違反を事前に抑えるといったかたちです。

さらには、物件内だけではありません。新たな入居者さんを連れて、ご近所へも、挨拶回りされるオーナーさんもいます。

地域に見守られている安心感と緊張感を同時に得てもらうことで、賃貸住宅の住人が起こしがちなゴミ問題や騒音など、近隣トラブルを防止するのがねらいです。

ちなみに、知らない人が出す音は不快に聞こえても、知っている相手の場合は、それがあまり気にならなくなるともいいます。オーナーさんに連れられての挨拶回りをきっかけに、入居者さん同士に良好なコミュニケーションが生まれると、たとえば「子どもの声や足音が苦情になりにくくなる」と、いった効果につながることもありそうです。

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この記事を書いた人

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