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海外で躍動する日本のデベロッパー

日本に住む外国人入居者さんとの上手な「約束」のし方とは?(2/3ページ)

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一方、「外国」「集合住宅」といえば、賃貸オーナーさんに身近なこととして、外国人入居者の増加があります。


この7月、総務省が発表した人口動態調査の結果によると、日本人の人口は前年から43万3239人減っています。対して、外国人は16万9543人増え、266万7199人となっています。過去最多の数字です。


賃貸住宅にとっては、縮小していくマーケットの中に存在する、大変有望な拡大市場ともいえるでしょう。


とはいえ現実には、外国人の方々の多くが日本での賃貸住宅探しに苦労していることも事実です。原因は、やはりオーナーさんの中に外国人の入居を好まない方が多いからです。もっとも、オーナー側も、ただやみくもに外国人を拒絶しているわけではありません。


「一度貸してみたが部屋を汚された」
「騒音などで近所からの苦情が殺到した」


など、実際の経験にもとづいての判断をされている方が、おそらくは少なくないはずです。日本とは違う環境や社会、ルールのもとで育ってきた人々が、悪気なく起こす生活上のミスマッチが、とりわけ生じやすいのが賃貸集合住宅という環境です。

そんな外国人の皆さんを賃貸住宅に迎え入れるに際して、何より重要なのは事前の説明です。日本の賃貸住宅で暮らすためのルールをしっかりと覚えてもらうのです。


ただし、ひたすらルールの暗記ばかり求めても、相手の納得と理解がなければ十分な効果は望めません。納得できないルールは忘れられやすく、しかもルールそのものへの不信感も生むからです。


そのため、多少の工夫は必要です。以下にヒントを2つ挙げてみましょう。


ベテランオーナーさんから学んだ、外国人入居者さんに絡んでよく起こりがちな2大トラブルを防止するためのツボをふまえた工夫です。

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この記事を書いた人

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