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賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

デジタル化が進むほど、リアルな人と人とのつながりが重要になる(1/6ページ)

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聞き手/向園 智子 文/財部 寛子 写真/吉田 達史(Photo Current 66)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、デジタル化が加速していくことは間違いないだろう。それは、不動産業界であっても同様のはずだ。つまり、賃貸経営をするオーナーも、時代の変化に柔軟に対応していく必要がある。毎月家賃が入ってきていることや空室がないことで、賃貸経営に安心感を抱いていられるのもいまのうちかもしれない。常に世の中の動きにアンテナを張り、また賃貸物件のリフォームも自ら手掛ける山田慎一オーナーに、これからの賃貸経営やデジタルトランスフォーメーション(以下、DX※)、ウチコミ!(入居希望者と賃貸住宅オーナーが直接やりとりできるプラットフォーム)の活用方法について語ってもらった。

※ ITにより新たなサービスやビジネスモデルを展開することでコストを削減、働き方や社会そのものの変革につなげること

衝撃を受けたウチコミ!のシステム

——山田オーナーは、ウチコミ!を長くご利用いただいていますね。

登録してからもう5年は経過していると思います。いま思い返すと、初めてウチコミ!を知ったときにはものすごく衝撃を受けました。

そもそも私が賃貸経営に興味を持ったのは、いまから20年くらい前のことになります。まずは不動産業界のことを知る必要があったので、この業界にサラリーマンとして入り、賃貸や管理、売買などひと通りのことを経験しました。その経験のなかに「大家さんが自ら入居者を募集する」という認識はまったくなかったんですよね。だから、ウチコミ!のことを初めて聞いたときは、「そんな会社があるのか?」と思いました。しかし、実際にウチコミ!のことを知っていくと、黒船が来航したような気持ちになり、こういう会社とおつき合いをしていればきっとおもしろいこともたくさんあるだろう、と利用させていただくようになったんです。


山田 慎一(やまだ しんいち) サラリーマンオーナーを経て40歳を機に専業オーナーとなる。賃貸経営に興味を持ったことで、実際に不動産業界に飛び込むほどの行動派。空室が出た際、ターゲットやコンセプトを考え自らリフォーム工事も行う。現在は都内に物件を複数所有。 

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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