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新耐震、【フラット35】の技術基準はクリアしているか?

頭金なしで買うべき、おすすめ中古マンション、中古一戸建ての条件とは?(2/2ページ)

牧野寿和牧野寿和

2016/05/31

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中古物件購入にかかる仲介手数料と消費税

新築住宅を購入する場合は販売業者に申し込みますが、中古住宅の場合は、持ち主である個人から売買の仲介を依頼された不動産会社を通して購入します。
その場合、売買契約が成立したら仲介をした不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。仲介手数料は、宅建業法で「物件価格の3%+6万円 (税抜)」が上限と決められており、3000万円の物件なら約104万円かかります。

なお、中古住宅の買い方の本では、消費税に関して「新築を購入する場合と違い、売り主は個人なので不要」と書いているものもありますが、正確に言うと、仲介手数料には消費税がかかります。

中古住宅のなかには、不動産会社が個人から買い入れて、再販売する物件(「売主物件」と呼ばれます)もあります。こうした売主物件を、所有者である不動産会社から直接購入した場合には仲介手数料は不要ですが、建物の売買については消費税がかかってきます。
新築住宅を購入する場合と同じように、3000万円の物件(土地2500万円、建物500万円)では、500万円×8%=40万円の消費税が必要になります(消費税率8%の場合)。

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この記事を書いた人

CFP、一級ファイナンシャル・プランニング技能士

1958年名古屋生まれ、大学卒業後、約20年間旅行会社に勤務。出張先のロサンゼルスでファイナンシャルプランナー(FP)に出会い、その業務に感銘を受け、自らもFP事務所を開業。 その後12年間。どの組織にも属さない「独立系」FPとして、誰でも必要なお金のことを気軽に考えてもらうため「人生を旅に例え、お金とも気楽に付き合う」を信念に、日本で唯一の「人生の添乗員(R)」と名乗り、個別相談業務を行なうとともにセミナー講師として活動している。 また、賃貸不動産の経営もしており、不動産経営や投資の相談にも数多くのアドバイスやプランニングをしている。

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