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幽霊がでる賃貸物件!退去時に費用を請求できる?事故物件の見分け方(3/3ページ)

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❸事故物件かどうかの見分け方は?

ウチコミ!で成約した入居希望者の方がとても霊感の強い方でした。

前に住んでいたお家で不可解な現象が起き、引っ越しを考えたそうです。(今までも何度かそういう経験があり、その度に引っ越しをしてきたそうです)。今回、ウチコミ!で部屋を選ぶ際は、お部屋の中の写真を撮影して「白いモヤのようなものが写っていないか?」確認してから入居を決めました。大家さんにも直接確認したし、今は安心して生活しているそうです。

霊感がある方や縁起などを気になる方にとっては、事故物件はできれば避けたいもの。大抵の事故物件は「告知事項あり」と物件情報の紙に記載があるので、書いてあれば不動産会社に尋ねるようにしましょう。ただ中には「数年前のことだし、もう告知しなくていい」と判断している大家さんや不動産会社がいるかもしれません。その場合、物件情報にも「告知事項あり」の記載もありません。そのため自分たちでもある程度「ここは事故物件ではないか?」という判断基準を知っていたら安心ですよね。

事故物件の特徴は?

①床だけが新しいフローリングだったり、一部屋だけがリフォームされている:事故で破損してしまった場所を新しくするため、一部だけ変わっているということがあるそうです。

②その周辺の相場よりかなり安い賃料:定期借家契約にして、最初の数年は安い賃料で貸すという場合もあるそうです。ゆくゆくは、大家さんも家賃をあげていきたいので数年して異常がなければ普通借家契約に戻し、家賃も元に戻す方もいるそうです。

③物件の名前を変えていたり、外観の色や見た目が変わっている:その事件がメディアで取り上げられてしまった場合、物件も知れ渡ってしまいます。そのあとのイメージを一新するために名前や外観を変える可能性があります。

 

この3つを意識して内見をすると、何か気がつくことがあるかもしれません。また、事故物件の場所を地図上で紹介しているサイトもあります。「いいな」と思った物件を、このようなサイトで一度調べてみるといいかもしれません。もし「事故物件の可能性」を感じたら、その場で不動産会社に確認してみましょう。厄介なのは、そもそも内見案内した不動産会社が事故物件であることを知らないというケース。所有者の大家さんは知っていても、仲介する不動産会社まで情報が降りてこない場合もあります。そういうときは、直接大家さんに聞いてみるのが確実で安心です。

 

(絵・文/ながれだあかね)

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この記事を書いた人

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