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FPを上手に選ぶ3つのポイント

マンション購入時の住宅ローンは誰に相談すればいい? いくら借りて、どう返すか不安な人は必読!(2/5ページ)

横山晴美横山晴美

2017/10/31

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<2>物件探しに最適なのは? 【不動産会社(仲介・紹介会社)】
不動産仲介会社では、住宅購入について無料セミナーや無料相談を行なっていることもあります。また、仲介会社ではありませんが、不動産・住宅情報サイトが運営する「SUUMOカウンター」やHOME‘Sの「住まいの窓口」などでは予算や物件探しを対面で相談することが可能です。

無料で不動産関連の相談ができるのは、仲介手数料や広告費などで利益を得ているからです。物件情報が豊富なので、ニーズに合った部屋を短期間で探せるメリットがあります。

第三者的な立場といえる存在なので、販売会社よりも客観的な評価が手に入るのもいいですね。家探しの際には大きな助けになってくれそうです。

ただし、住宅ローンの借入額や返済計画について、個別具体的な相談ができるのかはやや不透明です。

<3>不動産価値をシビアに判断してくれる 【不動産コンサルタント】
不動産コンサルタントといわれる人たちのなかには、不動産投資や土地活用、相続対策を専門とするコンサルタントが多いですが、個人の不動産購入をサポートしてくれるコンサルタントもいます。

ただし、傾向としていえるのは、不動産の物件・市場価値の調査や分析を得意とする人が多いということです。

そのため、住宅ローンの借入額や返済計画について的確なアドバイスが受けたいという人よりは、不動産価値を重視してマンションを購入したいという人に向いているかもしれません。

次ページ ▶︎ | <4>家計全体から住宅ローンを相談できる 【FP】

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この記事を書いた人

ライフプラン応援事務所代表

ファイナンシャルプランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー。企業に属さない独立系FPとして、2013年ライフプラン応援事務所を立ち上げて以降、住宅相談を専門に扱う。マイホーム相談では保険見直し、教育費、退職後プランなど総合的な視点で資金計画、および返済計画を考案。相談業務のほか、セミナー講師、執筆業など情報発信、啓蒙活動にも力を入れている。 「自分の家計は自分で守る」をモットーに、丁寧でわかりやすい面談が好評。 また、給付金や控除など、消費者のための制度を調べるのが得意で、「ここが使いにくい」「誰のための制度なのか」などとケチをつけるのが好き。

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