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火災保険の基本知識

「水」による被害は保険でどこまでカバーされるのか(3/3ページ)

平野 敦之平野 敦之

2019/10/24

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火災保険の見直しと水災補償のポイント、注意点

水災のリスクが高い人で現在の契約内容で補償が不足する人ほど、火災保険の見直しなどを検討した方がいいでしょう。但し、火災保険は自然災害の増加や水濡れ事故の増加などを背景に保険料は全国平均で上昇傾向にあります。また現在は火災保険の長期契約は10年が最長です。

住宅ローンの期間に合わせて35年契約などの超長期火災保険に加入した人は、保険料率や長期契約による割引の面で負担が重くなる可能性もあります。保険料負担と補償の両面から検討することが重要ですので慎重に検討するようにしてください。

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この記事を書いた人

平野FP事務所 代表 CFP ®認定者、1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー

東京都出身。証券会社、損害保険会社を経て実務経験を積んだ後に1998年から独立して活動をはじめてFP歴20年以上。また相談業務を受けながら、中小企業の支援にも力を入れている。行政機関や大学での非常勤講師、企業研修などセミナーや講演も多数。メディアでの執筆記事も多く、WEBに公開されているマネー記事は550本以上。2016年にお金の情報メディア「Mylife Money Online」の運営を開始。主な著書に「いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)」がある。誰もが自分らしい人生を安心して豊かに過ごすため、「お金の当たり前を、当たり前に。」をモットーに活動中。「Mylife Money Online」のURLはコチラ→ http://mylifemoney.jp

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