住宅購入後のリフォームとメンテナンスの費用・タイミングは? 外壁、キッチン、ユニットバスなどすべて(3/3ページ)
牧野寿和
2017/04/13
定期的な点検、リフォームで住宅の寿命が伸びる
住宅は状況に応じてお金をかけてメンテナンスとリフォームをしていくことで、住みやすくなるとともに、建物の寿命を伸ばすことができます。
また、住宅の寿命に与える影響は、普段は目につかない箇所ほど大きくなります。傷みが進むと取り返しがつかなくなることにもなりかねません。私のお客さまのなかには、15万円の定期メンテナンス代を惜しんだばかりに、500万円の出費が必要になってしまい、慌てて相談に来られた方もいらっしゃいます。
マンションの場合、建物や共有部の設備については、管理組合が修繕を行ないますが、専用部分のリフォームや設備のメンテナンスは自分で計画的に行わなければなりません。
また、一戸建ての場合、室内やキッチン、バスルームなどのリフォームはもちろん、マンションとは違って建物自体についても個人で維持管理していかなければなりません。
マンションであろうと一戸建てであろうと、定期的な点検と修繕、リフォームなどを行なうとともに、その費用を貯蓄しておくことが大切です。
この記事を書いた人
CFP、一級ファイナンシャル・プランニング技能士
1958年名古屋生まれ、大学卒業後、約20年間旅行会社に勤務。出張先のロサンゼルスでファイナンシャルプランナー(FP)に出会い、その業務に感銘を受け、自らもFP事務所を開業。 その後12年間。どの組織にも属さない「独立系」FPとして、誰でも必要なお金のことを気軽に考えてもらうため「人生を旅に例え、お金とも気楽に付き合う」を信念に、日本で唯一の「人生の添乗員(R)」と名乗り、個別相談業務を行なうとともにセミナー講師として活動している。 また、賃貸不動産の経営もしており、不動産経営や投資の相談にも数多くのアドバイスやプランニングをしている。