ハウジングファースト　〜もし明日、食べるものや家がなくなったら〜（2/2ページ）

＜子ども食堂＞
子ども一人でも入れるのが「こども食堂」です。子どもたちに無料または数百円で食事や居場所の提供をしてもらえます。ホームページから全国で実施されているこども食堂の情報や日時を見ることができます。子どもだけではなく保護者も一緒に利用できます。

子ども食堂を探す

引用：子ども食堂ネットワークHP
※2021年8月現在の情報です。詳しくはHPをご確認ください。

＜炊き出し情報＞
さまざまな団体が各地で炊き出しを行っています。

東京の炊き出し情報はこちら

寝る場所がないときは？
地域にある自立支援センターなどに相談しましょう。自立支援センターでは、お家がない方やそうなる恐れのある方を一時的に保護してくれます。無料で寝場所や食事を提供してくれて、就職活動やアパート生活への移行支援などを実施しています。

❷ハウジングファーストってなに？

日本でも「ハウジングファースト」の取り組みが進んでいます。

＜ハウジングファーストとは＞
住まいを失った人が、安心して暮らせる住まいを早急に確保すること。それを最優先にしようという取り組み・考え方。安心して暮らせる住まいとは、シェルターや宿泊所などの仮住まいではなく、すぐに一般的なアパートに住めるということです。

なぜ安定した住まいが早急に必要かというと、シェルターなどの一時的な集団施設に住んで段階を踏んで一般的なアパートに移り住むというやり方は、集団施設での生活に馴染めずすぐに路上生活に戻ってしまう方を生んでしまうこともあるからです。ハウジングファーストでは、最初に安定したプライバシーの保てる住まいに入居でき、安心した状態から次のステップに進みます。精神科医やソーシャルワーカーなど地域が連携して、その人を支えていくという取り組み・考え方です。

〜あとがき〜
生活保護の申請、そして家に住むことも国民の権利です。ためらわないで申請しましょう。まずは市役所や自治体の福祉事務所に連絡してみましょう。もし所持金がない状態で急病になっても迷わず救急車を呼びましょう。地域の役所が管轄して入院と同時に生活保護が開始されます。とにかく、どんな手段でも周りに助けを求めるアクションを起こしましょう。

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