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まずはやってみることから始めよう!

壁紙、フロアタイル、クッションフロアの張り替えを「実際の部屋」で練習する(2/4ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/10/17

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アパ・マン大家さんもバッチリ! 壁・床・内装工事の基本が学べる


(写真② 実技系講座・座学系講座)

匠アカデミージャパンで受けられる講座は、大きく分けて実技系・座学系の2種類に分かれます。実技系の講座には、「クロス貼り基礎講座」、「クッションフロア講座」、「フロアタイル講座」があり、それぞれ1日で受講できます。

これらは賃貸のお部屋の原状回復で必要となることが多い内装工事の項目です。また、自宅のリフォームをDIYでしたいと考えている方にも、比較的挑戦しやすいリフォーム内容です。
匠アカデミーの実技講座の項目は、基本的に「材料の購入が簡単」で、「特殊な機械や電動工具を必要としない」ものに限っています。

座学系の講座は、「すぐに役立つ照明講座(Part1/Part2)」「内装施工プランニングワークショップ」があり、講座によって1時間半のものや、丸1日のものもあります。

この座学系・実技系の2種類の講座は、リフォームや新しい空間づくりをする際に、単純に壁や床を新しく貼り替える、という施工ができるだけでなく、「より心地の良い空間にする」「物件を魅力的なものにし、価値を高める」ことができるように、デザイン力・プランニング力・提案力を磨く講座となっています。

実際に触って、やってみることのメリット


(写真③)

計画・デザイン・施工という一連の流れを身に着けることで、どんなメリットがあるのでしょうか。

例えば、大家さんであれば、空室対策のためのお部屋のバリューアップや、他物件との差別化を図ることができます。工事を依頼する場合も、打ち合わせを円滑に行えるようになります。

自宅のリノベーションであれば、単に壁紙を新しいものに貼りかえるというだけでなく、好きなテイストで全体を統一してみたり、照明も見直してみたりと、より居心地の良い住まいづくりにつなげることができます。業者さんに依頼する場合も、より希望を明確に伝えられるようになります。

現場作業メインの職人の方は、座学の項目で元請けや上流工程の業務を知ることができ、業務の幅を広げることができます。

次ページ ▶︎ | 実際の部屋を使ったリアルな施工が体験できる! 

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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