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世界各国から客が訪れる “あの田上明”の『ステーキ居酒屋 チャンプ』(2/3ページ)

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世界各国から客が訪れる

ランチの時間帯に狙いを定め、店内に入る。店内には全日本プロレスからプロレスリング ノア時代にいたるまで店主である田上明さんのさまざまなポスターが貼られている。このお店そのものが田上明さんの“履歴書”だ。

早速、生ビールを注文。生ビールと一緒に雪印メグミルクの6Pチーズが酒のあてとして出てくるのが嬉しい。店内の黒板にはおつまみのメニューもあるようだが今日の目的はステーキだ。男らしく450gのステーキを単品でオーダーする。

店員の方に話を聞くと、お店には日本全国どころかドイツや韓国など世界各国からお客さんが来るらしい。YouTubeで田上さんの映像を観てファンになった方や海外遠征時に現地で試合を観戦してファンになった方が来日した際にわざわざ訪れるというのだ。また、チャンプのステーキは、田上さんがあのミスター・デンジャーこと松永光弘氏に師事してそのレシピを受け継いだという。プロレスの系譜でいうならば邪道と王道が交わったエポックメイキングな出来事といえるかもしれない。

塩とホットチリの組み合わせは、「オレが田上」級の衝撃


ステーキ450g/2300円

しばらくすると熱々のステーキが鉄板の上に運ばれてきた。見た目のインパクトをあえて言葉に例えるならば「ノド輪落とし」だ。喉元を掴まれ2メートル以上の高さからマットに叩きつけられる衝撃に近いといえば理解していただけると思う。

ステーキと同時に複数のソースが運ばれてくる。ソースの種類はテリヤキ、辛口、甘口、塩ダレ、ホットチリ、ニンニク、ポン酢、しょうゆ、そのほかに塩・わさびがついてくる。

店員の方曰く「ソースを混ぜて、それをつけて食べるのも美味しいですよ。おすすめはテリヤキにチリですが、お客様の好みでいろいろアレンジしてみてください」とのこと。

ステーキは最初からカットされた状態なのでナイフとフォークも必要ない。箸を使用し、まずはソースをつけずそのまま食す。きちんと下処理をしているのだろう。カットされた赤身肉は少々大きいのだが、簡単に噛み切ることができる。口のなかに肉汁がジワジワとひろがっていく。

続けて塩、しょうゆ、塩だれ、甘口、辛口、テリヤキと味を変えながら食べることで飽きることなく胃の中に収まっていく。いろいろ試してみたところ、塩とホットチリの組み合わせが絶品だった。小皿に塩を少々ふりかけ、チリソースを混ぜる。そこにステーキをつけて口に運べばまさに「オレが田上」級の衝撃が舌から脳天に突き抜けていく。

気づけばあっという間に450gのステーキを完食。意外なほど胃にもたれず、ペロっといけてしまった。

次ページ ▶︎ | 本当のメインイベントは食後に 

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