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LOVE HAWAII~ハワイ通の中野亜紀がハワイのあれこれを綴ります~

#08 ハワイでの就職・学校事情(2/2ページ)

中野亜紀中野亜紀

2019/04/26

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ハワイの就職事情

ハワイでは大学の卒業時期もセミスター制だけで5月、8月、12月とまちまちですし、日本のように就職協定があるわけではなく、一斉に新卒が入社するということもありません。新入社員を1から教育し育てていくという発想はないため、即戦力を持つ人が好まれます。そのため在学中に自分の行きたい会社でインターン募集があればまずその会社で、インターン募集のない会社であれば希望する職種でインターンとして働き始めることが大切になります。そのまま雇いたいと思ってもらえれば、卒業後正式雇用されます。

面接では面接官からの質問禁止項目がいっぱい

日本では履歴書に普通に記入したり、面接中になにげなく質問していることでも、ハワイでは法律で禁止されていることがあります。人種、民族、出身地、性別、年齢、宗教、婚歴や既婚か未婚か、家族構成、身体障害の有無、性的指向など全て禁止項目です。履歴書には写真も貼りません。これだけ禁止項目が多いと面接官の方が気を付けなければと緊張してしまいそうです。また2019年1月1日からハワイ州では「給与は責務や仕事量、努力や達成度などをもとに決定されるべき」との理由から前職の給与歴を聞くことも禁止となりました。

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この記事を書いた人

東京都出身。2000年8月から一人娘とともにハワイへ移住。2005年ハワイ大学経営学部会計学科卒業後、ハワイの日系不動産会社に勤務しハワイ州不動産免許(後にブローカーライセンス)を取得。2013年、雇用による永住権を取得し、現在は不動産投資・開発・管理・売買・商業物件・バケーションレンタル等扱う現地総合不動産会社“リアルセレクトインターナショナル”で、日本人顧客の居住用不動産売買を担当。https://www.realselectintl.com/

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