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LOVE HAWAII~ハワイ通の中野亜紀がハワイのあれこれを綴ります~♯13 ハワイ(ホノルル)における固定資産税について (1/3ページ)

中野亜紀中野亜紀

2020/03/17

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イメージ/123RF

固定資産税について

ハワイで不動産を購入すると、毎年固定資産税を払うことになります。日本と比べると固定資産税価格が高いと感じられる方が多いと思いますが、物価が高いといわれるホノルルで、固定資産税は全米の他の都市と比較してかなり安いとされています。

ただし、近年ホノルル市は少しでも税収を上げるため非居住者や高額物件所有者には多くの税金を負担してもらおうと新たなカテゴリーを創設しています。今回は固定資産税の支払時期・支払い方法、固定資産税の評価、カテゴリー毎の税率などを確認していきたいと思います。


ホノルルの固定資産税にはさまざまなカテゴリーがある/123RF

支払期限と支払い方法

支払時期は年2回、第一期8月20日と第二期2月20日までです。全納割引があるわけではありませんが、第一期支払時に1年分の固定資産税を全納することもできます。

支払い方法はクレジットカード支払い、小切手郵送、窓口支払いの3つです。支払期限の1カ月前から期日まではホノルル市のウェブサイトでクレジットカード支払いができます。クレジットカード手数料として2.35%が加算されますが、日本在住の所有者で米国の小切手をお持ちでなく、現地管理会社もない場合はこのクレジットカード払いが便利です。

固定資産税評価額

固定資産税の評価額は毎年10月に見直され12月に郵送先住所に通知されます。日本のように公示地価や路線価格がないため、実際の売買事例も重要な基準値となります。ホノルル市のウェブサイトで全ての物件の所有者名義や今までの売買履歴、固定資産税の評価額などチェックすることができます。

12月に受け取った自分の物件の固定資産税評価額が高いと思った場合は、翌年の1月15日までに50ドルの保証金と、高いと思う根拠の資料を添えて直訴することができます。

次ページ ▶︎ | 固定資産税のカテゴリー別税率 

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この記事を書いた人

東京都出身。2000年8月から一人娘とともにハワイへ移住。2005年ハワイ大学経営学部会計学科卒業後、ハワイの日系不動産会社に勤務しハワイ州不動産免許(後にブローカーライセンス)を取得。2013年、雇用による永住権を取得し、現在は不動産投資・開発・管理・売買・商業物件・バケーションレンタル等扱う現地総合不動産会社“リアルセレクトインターナショナル”で、日本人顧客の居住用不動産売買を担当。https://www.realselectintl.com/

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