【京都で愉しむセカンドライフ】これからが本番、落ち着いて味わいたい京都の紅葉スポット
2020/11/12

イメージ/©︎blanscape・123RF 文中写真/©︎奥村彰太郎
紅葉の美しい季節になった。GoToキャンペーンの効果もあり全国各地の紅葉スポットが賑わっている。もちろん京都の紅葉も人気が高く観光客で混雑が予想される。
ただ、外国人観光客でごった返していたここ数年に比べれば、今年は国内の観光客だけなので、少しは落ち着いて「紅葉狩り」ができるのではと期待している。コロナ禍で3密は避け、美しい紅葉を楽しみたい。これから本番を迎える京都の紅葉、今回は昨年までの紅葉の写真を中心に、そのスポットを紹介する。
じっくりと味わう庭園の紅葉
京都の紅葉は大自然の山々の紅葉見学とは違い、社寺を中心に手入れの行き届いた造られた庭園を巡るものといってもよいかもしれない。
私の好きな庭園は「無鄰菴」だ。
明治時代に山縣有朋の別荘として、造園家七代目小川治兵衛によって造られ、現在は京都市所有の名勝。東山を借景に芝生が広がり、庭園内を琵琶湖疏水からひかれた小川が流れ、せせらぎが心地よい。紅葉はもちろんだが、植栽で四季の変化が楽しめ、母屋の縁側で庭を眺めながら抹茶をいただくことができる。休日は観光客が多いが、平日はゆったりと時間を過ごすことができるお気に入りの場所だ。
無鄰菴
また、庭園内に茶室があり、今月初めには「炉開きの茶会」が開かれ私も参加した。秋も深まると畳の一角に小さな囲炉裏のような「炉」が開かれ、茶釜がかけられる。お客様に近いところで湯を沸かし、少しでも暖を取ってもらう心遣いともいわれている。三畳の茶室に客2名とソーシャルディスタンスも考慮されていた。
無鄰菴茶室
「そうだ京都、行こう。」のHPはよいガイド
JR東海「そうだ 京都、行こう。」のキャンペーンで取り上げられる観光スポットは、京都好きにとって刺激的だ。京都とのデュアルライフを始める前は、キャンペーンポスターの写真を見るだけで、その場所に行ってみたい気持ちになっていた。実際の場所を訪ねると観光客の多さに圧倒されることも多く、皆同じように行動してしまうのだなあと思ったりもした。
この「そうだ 京都、行こう。」のホームページは、最新の紅葉情報や桜の開花情報を写真で見ることができる便利なサイトだ。京都で暮らしていても、どこの紅葉や桜を見に行くのがよいか参考にしている。
また、秋は特別公開の寺社も多く、普段は見られない文化財を目にすることができるよい機会だ。紅葉狩りと国宝や重要文化財に接することで、秋の京都を満喫してみてはいかがでしょう。
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この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラー
1953年東京生まれ、東京都立大学卒業、株式会社リクルートに入社。進学や住宅の情報誌の営業や企画・人事・総務などの管理職を務め、1995年マネー情報誌『あるじゃん』を創刊。発行人を務めた後、2004 年 ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラーの資格を活かし、“キャリアとお金”のアドバイザーとして独立。企業研修の講師や個別相談を中心に活動中。大学の非常勤講師も務める。東京と京都のデュアルライフを実践中。