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「インダストリアル」「ブルックリン」「ナチュラル」ーー 最近流行りの壁紙や床の色柄の傾向とは(2/3ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/12/25

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まだまだ人気のブルックリンスタイル


写真2 ブルックリンテイスト

ニューヨーク市のブルックリン地区っぽいテイストのことを指します。ブルックリンは元々工業地帯があった名残もあり、配管むき出しの天井や廃材を利用した家具など、インダストリアルでもあります。実際に工場や倉庫の跡地を利用したレストランやショップが多くあるそうです。

元々レンガ造りのアパートが多かったことから、レンガ壁がブルックリンスタイルの特徴の一つとなっています。古いものをいつくしみ、再利用する風潮があるので、ヴィンテージ家具などもよく取り入れられます。

色味はインダストリアル同様にダークなカラーをベースに、観葉植物や布類で鮮やかすぎない色味を取り入れるのがおすすめです。また、ブルックリンはアーティストやクリエイターなどが多く住む街なので、額に入れたポスターや絵、オシャレな雑誌、レコード、写真などのアイテムがあると、一気にブルックリン感が増します。

クロスや床でブルックリンテイストにする際は、赤茶のレンガ調のクロスと、廃材系のデザインの床材や無機質な雰囲気のフロアタイルなどを選ぶといいでしょう。

明るい雰囲気の「ナチュラル」


写真3 ナチュラルテイスト

「ナチュラル」は、全体的にホワイトやベージュでまとまったスタイル。内装材を選ぶなら、ホワイトの壁紙に、明るいブラウンの床材を選べばOKです。

観葉植物のグリーンが差し色になり、明るく爽やかなお部屋になるので、美容院やカフェなどでもナチュラルテイストを多く目にします。
家具はホワイト系のものや、明るい木製のものが相性抜群です。

次ページ ▶︎ | これからおさえておきたいトレンド! 

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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