空室活用だけじゃない! Airbnbを使った”パン屋再生術”とは?(2/2ページ)
高橋 洋子
2016/07/21
ミートアップでさらに人の輪が広がる!
刺激を受けた私もさっそく盆踊りミートアップを企画
実際にこのパン屋の店内で、Airbnbのホスト同志が集まる「ミートアップ」と呼ばれる集会を何度か企画している山口さん。私も一度、パン屋ミートアップに参加したのですが、パンのおいしいことといったら! その味に驚きました。これまで集客に困っていたなんて、なんて惜しいことをしていたのでしょうか。
2階、3階に宿泊している世界中から訪れたゲストのみなさんは、必ずといっていいほど、1階の「カフェ ケトル」でパンを食べてくれるそうです。一度食べたらその味を気に入り、毎日のように朝食に食べたり、外出時にはお弁当代わりに購入して持っていったりと、大変好評のようです。ぜひみなさんも「くりこま高原 お米パンと紅茶 カフェ ケトル」のパンを味わってみてください。
それから、Airbnbをはじめ、民泊に興味を持った方はホスト同志が集まって情報交換をする「ミートアップ」に参加することをおすすめします。まだホストを始めていない方も参加できます。先輩ホストに、民泊の始め方を聞くのもありです。生の声を聞くことができ、大変勉強になります。
この記事を書いた人
暮らし研究所エメラルド・ホーム代表
暮らしのジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー 1979年岐阜県生まれ。 情報誌の編集、フリーライターを経て現職。空き家をリノベーションし、安くマイホームを購入した経験から、お得なマネー情報の研究に目覚め、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。講演・執筆・FP相談を通じて、家探しの基本から中古住宅の価値向上とリノベーションの魅力を伝えている。空き家活用に関するセミナーは3年でのべ2000名が参加し、「わかりやすくて、おもしろい。勇気がもらえる」と幅広い世代から好評を得ている。著書に『家を買う前に考えたい! リノベーション』(すばる舎)、『100万円からの空き家投資術』(WAVE出版)など。