日本経済新聞の記事から賃貸経営の明日を見る〜住宅セーフティネット開始について（2/2ページ）

冒頭でも紹介した通り、民間の賃貸住宅が増え続けています。そして、更に住宅セーフティネット関連の政府の施策も、結果として賃貸住宅を増やす方向に向かっています。

現状での賃貸住宅の市場では、節税対策などの謳い文句で、日々新築の賃貸住宅も供給され続けて飽和状態になっています。こちらの新築の賃貸住宅は、サブリースを筆頭に、別の社会問題をおこしています。少し前に新聞を賑わした「賃貸住宅で３０年一括借上げで安定収入！」などの話で賃貸住宅の建設を受注し、入居者が埋まらない事からオーナーの収支が悪化し、社会問題にまで発展した例のお話しです。こちらも、賃貸住宅の飽和状態に拍車をかけています。

如何でしょうか？ 誰もが危うさを感じつつも、この状態はしばらく続いてしまいそうな事がわかります。つまり、飽和状態を迎えている賃貸市場に、これからも賃貸物件が増え続けて行くと言う事です。

ただでさえ入居者募集で苦労しているところに拍車がかかってきます。旧態依然とした、今までの賃貸経営が成り立たない日がそこまで来ています。ここからは、新たな賃貸市場、新たな仕組みが絶対に必要と思いませんか？

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