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空室がすぐに埋まる物件にある「備蓄倉庫」

内見者の心を動かしているのはこれ?(3/3ページ)

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最後に、災害対策のため役立つモノのうち、賃貸オーナーとして、ぜひ入居者さんには持っていてほしい、そうでなければ自腹を切ってでも用意してあげたい、そんなアイテムをひとつ挙げておきましょう。

それは、非常用の簡易トイレです。

災害により、断水が起こり、トイレの水が流せなくなるケースでは、皆さん、備蓄しておいた水や配給された水などでなんとか窮地をしのごうとします。場所によっては、そばの川からバケツで水をすくってきて…、などということもおそらくあるでしょう。

ところが、災害が「地震」の場合はそれではダメ。まずいのです。なぜなら、地震の際は、揺れによってトイレの排水管が破損していることがあるからです。万が一そうなっていたら、へたに水を流すと「漏れ」や「逆流」が起こる可能性があります。

実際に皆さんの物件内でそれが起きたらと考えると…ゾッとしませんか?

「大きな地震のあとは、排水管の破損が無く、下水道も機能していることが確認されるまではトイレの使用は中止。断水の有無にかかわらず水は流してはいけない」

とくにマンションやアパートのような集合住宅では、このことの周知徹底が実は重要です。

(文/朝倉継道 参照元/株式会社つなぐネットコミュニケーションズプレスリリース)

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