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失敗しない中古マンション投資

物件選びは入居する人が求めるニーズを想定する(2/2ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2019/11/15

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また、高齢の方や障害のある方で、車いすでの移動が必要な方であればどうでしょうか。もちろん、エレベーターで上層階に行くこともできますが、道路からそのまま真っ直ぐに部屋まで行ければストレスなく部屋の出入りが楽になります。

ここでお話ししたのは1つの例ですが、考え方によっていろいろな可能性が見えてきます。とくに高齢化がますます進むなかで、1階に対するニーズも高まるのではないかと思います。

ただ、最近は台風や集中豪雨などによる水害も増えています。不動産投資を行う際にはこうした自然災害もリスクの1つとして常に考えておく必要があります。それに対応するためにも、ハザードマップなどで、物件のある場所がどうかという地域なのか知っておくことが必要です。

いずれにしても、巷間いわれていることを鵜呑みにせずに入居する人を想定して、物件を選ぶことが、ひいては差別化を図ることにもつながります。

 

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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