ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

ファミリー層が多く、共働き家庭にやさしい荒川区の賃貸相場とは?(2/2ページ)

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

■共働き家庭が子育てしやすい制度

荒川区は共働き家庭が子育てしやすい地域として知られており、都認証保育所に通っている0歳児がいる家庭に最大6万円の差額補助を行うなど、認可保育所に入れなかった世帯に手厚い支援が用意されています。

また、多胎児に一時保育、ファミリーサポート、タクシー利用料などを助成するツインズサポート事業を実施している他、待機児童を減らすために都市公園の中に保育所を設立する計画を進めています。もちろん児童手当、育成医療給付、乳幼児・子ども医療費助成なども充実しています。

■待機児童数ワーストランキングでは健闘

区の取り組みにより、荒川区の待機児童数は164人で、東京都ワーストランキングでは22位となっています(2016年)。ただし、人気が高まった地域には人が集まる傾向があるので、油断しないほうが良いでしょう。なお、荒川区には区立幼稚園が8園、私立幼稚園が5園、こども園が2園あります。

■アクセス良好、新しい物件も豊富

荒川区では特に東日暮里や西日暮里で賃貸物件が多く見つかります。1K、1DKの単身者向け物件が充実していますが、ワンルーム~2LDKの少人数向け物件が多いのも特徴です。荒川、東尾久、そしてマンションの建設ラッシュが進んだ南千住では3DK以上のファミリー向け物件もよく見つかります。

家賃は6万円~10万円台が多く、特に6万円台の物件が目に付きます。最寄り駅まで徒歩15分圏内の物件が目立ちますが、中には5分以内でアクセスできる物件もあります。これは山手線、京浜東北線、常磐線、千代田線、日比谷線が乗り入れているからです。築年数は10年以内の物件が多く、1年未満の物件も豊富です。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

ページのトップへ

ウチコミ!