定期借家契約ってなに?メリットとデメリットは?(2/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/11/21
<定期借家契約のメリットは?>
・マナーが悪かったり近隣トラブルを引き起こす入居者がいれば、大家さんが再契約をしない可能性がある!→契約期間だけ我慢すれば引越してくれる。
・物件の入居者はルールを守れる、常識をもった人が多くなる。
・一定期間しか住むことができない定期借家契約の場合、一般的な物件相場よりも安いところも。
・定期借家契約の「再契約型」であれば、大家さんと入居者の同意があれば住み続けることも可能!
<定期借家契約のデメリットは?>
・再契約可能型でも、自分が物件のルールやマナーを守らないと再契約してもらえない可能性がある。
・定期借家契約ができる物件自体が普通借家契約に比べると数が少ない。
もし「定期借家契約」の物件で家賃を滞納してしまったら・・・
普通借家契約の物件で家賃滞納をする入居者がいたとしても、大家側はすぐに退去させることはできない。もし家賃滞納が長引けば手順を追って法的措置をとっていくことになる。(詳しくはコチラ)
しかし定期借家契約の場合、決められた期間で一度契約は終了する。「家賃滞納(支払いがルーズではないか)」や「問題行動」がないかを総合的にみて「再契約するかしないか」を大家側で判断するのだ。ちなみに定期借家契約で「物件の契約期間が終了したにもかかわらず、入居者が住み続ける」などの問題が起きた場合は、損害賠償を請求される可能性もある。再契約ができない場合は、速やかに退去しよう。
この記事を書いた人
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