「物件の仮押さえ」ってできるの?いつまでだったらキャンセル可能?(2/2ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/11/11
入居申込書を安易に提出するのはNG!
入居申込書を物件の予約感覚で安易に提出するのはよくない。「審査が通れば、必ずここに住む」と決めた状態で申し込もう!
予約感覚で複数の物件に申し込みをした場合、それらの物件の保証会社が同じだったら「多重申し込み」となってしまう。保証会社の心象が悪くなってしまい、審査に落ちてしまう可能性もあるのだ。また入居申し込みのあとにキャンセルするという事態が続けば、キャンセルされた大家さんが所有している別の物件に入居することが難しくなってしまうこともある。
安易な入居申込みは大家さんにも迷惑をかけてしまう!
入居審査に落ちてしまった場合
やむをえずキャンセルする場合としては、入居審査に落ちてしまったケース。どうしてもその物件に住みたい場合は、別の保証会社の審査を受けるという方法もあるので、不動産会社に確認してみよう。
入居審査に受かったけど、自己都合でキャンセルする場合
入居の申し込みをして入居審査にも受かったが、「引越し自体がなくなる」などのやむを得ない事情で入居をキャンセルする場合は、早急に不動産会社・大家さんへ連絡することが大切だ!
→入居審査の結果がでたら不動産会社などで「重要事項説明」を受ける段階に入る。この「重要事項説明」を受けると契約の意思があるとみなされる。その場合、キャンセルすることができなくなる。キャンセルする場合は、必ず「重要事項説明」を受ける前の段階で、連絡しよう!
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。