家賃滞納したらどうなるの?どうしても払えないときは?(2/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/11/09
家賃を滞納しているにもかかわらず、大家さんや管理会社に連絡をしないと大変なことになる!
<滞納1日目以降〜>
本人へ電話連絡
督促状が送付される
<1カ月後〜2カ月>
連帯保証人に連絡がいき、督促状が送付される
本人に内容証明便の書面が届く
内容証明便とは?
さらに家賃滞納をして無視をしつづけた場合、状況は悪化の一途をたどる・・・。
<家賃が3カ月を超えて遅れると・・・>
家賃滞納をし、電話や督促状を無視して3カ月が過ぎた場合、大家さん側から契約解除や法的措置を行う権利が発生する。
・「契約解除通知」が内容証明郵便で届く
・裁判所へ請求の申し立てが行われる
→そののち
・自主的に退去
・強制執行手続き
・裁判所による強制退去
「家賃滞納」は、大家さんと入居者だけの問題ではない。「家賃滞納」をして大家さんからの連絡を無視するなど不誠実な対応をとることは、連帯保証人になってくれている両親や親戚、あるいは会社に迷惑をかけることになる。連帯保証人は、本人が家賃を支払わないとき代わりに請求される場所だからだ。不誠実な対応は、連帯保証人にたいしても信頼を裏切る行為になる。
連帯保証人ではなく保証会社の場合・・・
保証会社で賃貸契約をしていて家賃を踏み倒してしまうと、さらに厳しい対応が待っている。取り立ては、大家さんや管理会社に変わり保証会社が行う。賃貸物件へ訪問して請求することもある。クレジットカードや住宅ローンなどの信用情報に「家賃の延滞」が記録され、今後、保証会社を利用することや、クレジットカードを作ったり、あるいはローン契約をするのが難しくなる可能性もある。今後の人生でも大きな影響を及ぼしてしまうのだ。
この記事を書いた人
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