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法的更新ってなに? 法的更新をした際のリスク

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こんにちは。ながれだあかねです。賃貸物件に住んでいると、だいたい2年に一回更新の手続きがあります。「そういえば昨年更新の手続きしていないなあ・・・」。それ、もしかしたら「法的更新」になっているかも! 契約書を見直してみましょう!

 

目次▼

❶法的更新ってなに?

❷合意更新をしよう! 法的更新をした際のリスク 

 

 

❶「法的更新」ってなに?

 

 

「法的更新」ってなに?

借地借家法の定めに基づいて、自動的に契約期間が更新されることを「法的更新」という。 

 

どんなことをしたら法的更新になるの!?

・当事者たちが契約期間満了までに合意更新が成立しなかった場合

・合意更新が成立せず、賃貸借契約書に「自動更新」の条文がない場合(「合意がない場合は賃貸借契約を2年間更新し、以後も同様とする」というような記述があったら「自動更新」になる。そのような記述がなければ「法的更新」だ。)

 

法的更新になると・・・

契約後の更新期限に定めが設けられないものとされ、初期の条件のまま住み続けることになる。

 

❷合意更新をしよう! 法的更新をした際のリスク

 

法的更新をすると期間のない契約となるため、それ以降の更新料の支払い義務は発生しない。ただデメリットも!

 

<法的更新をした際のリスク>

・契約条件を変えられない

 周りの部屋の家賃や共益費が下がったり良い条件になっても、当初の契約内容から変更できない。更新時にできたはずの家賃の値下げ交渉などもしづらくなる。

 ・契約内容に合意せず法的更新となった場合、大家さんとの信頼関係が壊れてしまうことも。

 

合意更新の良いところは・・・

・更新時に契約書をもう一度作成することになる。家賃の変更や条件の変更なども可能になるため、借主から大家さんへ希望を伝えるチャンス。また更新の度に契約が見直されるので安全な契約ができる。

・お互いが納得のいく形で契約を結べる。

 更新時に手続きをする手間は多少かかるが、基本的に不動産会社や大家さんが準備をしてくれるので借主に負担は少ない。また長く住んでいると更新料などもサービスしてくれる大家さんもいるので、更新時期に交渉してみるといいかもしれない。

 

 

やはり大家さんから大切なお部屋を借りている以上、良い関係で住み続けたいですよね。更新時に契約内容に納得がいかないところがあれば、しっかりと話し合いをして落としどころを見つけましょう。もし更新手続きを忘れて契約期間がすぎたという方がいても安心してください。大家さんと入居者の合意があれば、合意更新は期間をすぎてからでも契約を結べます。

 

(絵・文/ながれだあかね)

 

 

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この記事を書いた人

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