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“新しい日常”対応型賃貸マンションに平均倍率9.3倍の申し込み――その日常仕様とは何か(2/2ページ)

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4.なるべく非接触で済ませたい“日常”

各住戸の玄関キーには、オートロック解錠のための“ノンタッチ”キーを内蔵。エレベーターもスマートフォンアプリと連動し、ボタンに触れずに呼び出せる。宅配ボックスももちろん装備、荷物の到着時、メールで報せてくれる機能も。物件専用ゴミ置場の扉もノンタッチキーで開けることができるというディスタンス仕様だ。

5.インターネットをフル活用する“日常”

各住戸に最大2Gbpsの高速インターネット回線が装備され、無料で利用できるという。テレワークにはありがたい設備だ。

6.省エネが気になる“日常”

エアコンは省エネ仕様。各住戸に1台が設置されています。キッチンの水栓もエコタイプを採用。温水洗浄機能付き暖房便座トイレも、約5リットルの水で洗浄可能な節水型だ。

7.健康と高齢化が気になる“日常”

足もとから暖まる温水式床暖房を各戸に設置。ただし、利用の際は別途東京ガスとの契約が必要。玄関にはサポートチェアが用意され、靴を脱いだり履いたりする際の腰掛けに使うことができ、しかも畳んで収納できる。浴室にはミストサウナ付き浴室暖房乾燥機が導入されており、ヒートショックの予防に役立ちそうだ。

8.カーライフが「進んで」いる人の“日常”もサポート

11区画ある駐車場のうち2区画は、充電設備が付属するEV(電気自動車)用だ。ほかにカーシェアリング用も1区画設けられている。

以上が、コーシャハイム新中野テラスの「新しい日常」的な仕様と思えるポイントだ。

ちなみに、間取りは1Rから2LDKまでの17タイプがあり、賃料は12万円から21万1000円(ほか共益費)のレンジとなる。また、東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅徒歩8分、「中野富士見町」駅徒歩6分という好立地も、平均倍率9.3倍を後押ししたようだ。

時代のニーズを捉えているものに対して、市場はそれに応えるという賃貸マンションの好例だ。

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