マンションのゴキブリ対策!完全撃退できる必勝法とは?(2/4ページ)
橋本みゆき
2017/07/27
高層階なら築年数が古くても安全?
では、高層階なら築年数が多少古くても安全なのでしょうか。築年数との関係も見てみましょう。
残念ながら「新築物件の1階」と「築古物件の5階」では、新築物件のほうが遭遇率はぐんと低くなります。建物の老朽化に伴って、構造や骨組みに傷みが出てくるので、当然虫の侵入経路も増加するからです。
超高層マンションの最上階に住んでいるのに、ゴキブリを見かけるという人もいるくらいなので、「〇階以上に住めば安全」という保証はありません。
とはいえ、やはり高層階に住んでいる人にお話を伺うと、「ゴキブリだけじゃなく、セミや蚊など、虫自体を見かけません」という声もよく耳にします。
完全に出ないとは言い切れませんが、ゴキブリたちはエレベーターや配管などを通って上がってくる必要があるので、物理的に考えても「高層階」=「たどり着きにくい」「出にくい」と言えます。
ゴキブリはどこからくる? ベランダから? 侵入経路は?
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「それなら高層階に住もう!」と思っても、そう簡単にはいきません。1階上の住戸を狙うだけでも、賃貸物件であれば家賃が、分譲マンションであれば価格が跳ね上がってしまいます。
ですが、たとえ低層階に住んでいても、ゴキブリの侵入経路さえわかっていれば、防ぐことは可能です。
一体、ゴキブリはどこから侵入してくるのでしょうか。
<侵入経路1>ベランダ
マンション特有のゴキブリの侵入経路といえば「ベランダ」です。
構造上、上下左右の住人とつながっているため、いくら自分たちが清潔にしていても、不衛生にしている近隣の部屋があれば、あっさりと侵入されてしまいます。
この記事を書いた人
住宅ライター・ファイナンシャルプランナー
銀行員、不動産会社、OL、新聞社、広告代理店を経てライターに。宅建やファイナンシャルプランナー、証券外務員、色彩検定などの資格を取得。住宅の選び方からインテリアまで幅広く執筆中。