コルクマットを敷けば、トイレがナチュラルで居心地のいい空間に早変わり(2/3ページ)
嶋崎都志子
2016/08/18
トイレの床は手前の壁際から敷き詰める
○用意するもの
コルクタイル
金定規
カッター、はさみなど
○作業の手順
手順(1) 壁際からマットを敷いていく
基点となる壁の一辺を決めて、壁際から敷いていきましょう。奥のほうから敷き詰めてしまうと、ドア付近のいちばん目立つところでコルクマットを半端にカットしなければならないので、見栄えがあまりよくありません。ドア付近の手前から敷き詰めていくほうが、きれいに仕上がるのでおすすめです。
壁際にあたる部分は、ジョイントの凹凸は必要ないのでカッターで切り落としましょう。カッターは一気に切るのではなく、筋を入れるように軽く何度か切る事で綺麗にカットできます。カッターの扱いには十分気をつけてください。
カットが面倒だな、という方には市販の見切り材も利用してもいいと思います。
手順(2) 便器の曲線に合わせてカット(その1)
難関なのは便器部分の曲線です。新聞紙で型紙をとる方法もありますが、今回は定規を使った方法をご紹介します。
まず、定規でコルクマットの幅を測ります。このときコルクマットの幅全体ではなく、片側の凹凸部分を入れずに長さを測ります。今回は29cmでした。
手順(3) 便器の曲線に合わせてカット(その2)
次にカットする予定のコルクマットを手前に敷き詰めていたコルクマットの上に重ねておきます。定規を便座の縁にあてて、29cmの部分にマジックで印をつけます。
定規を便座の曲線に沿いながら、1cmずつずらしてはマジックで印をつけていくことで便座の曲線の型取りができます。
この記事を書いた人
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター
ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。