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発生させない・溜めないための対策は?

掃除をしてもすぐ溜まる。“ほこり”はどこからやってくる?(2/2ページ)

桑田 唯桑田 唯

2016/07/19

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ほこりがつきやすい家具を守る方法

ほこりには静電気に引き寄せられるという性質があります。テレビやオーディオにホコリが溜まりやすいのはそのせいなんです。この静電気を防止するために、実は柔軟剤が役に立ちます。柔軟剤には静電気防止効果があり、柔軟剤を数滴たらした水で床を水拭きすると、ほこりがつきにくくなります。

家電は水拭きが不可の場合も多いので、この方法はなかなか使えませんが、床や机などでぜひ試してみてください。

また、ほこりを溜めないためには、実は部屋の空気を入れ替えることも大切です。窓を開けると外から砂埃が入ってきてしまうと思われるかもしれませんが、実は部屋のなかのほこりを外へ出してくれる効果のほうが大きいんです。換気扇を使ったり、窓を2カ所以上開けたりして空気が通るようにするとより効果的ですよ。

実は、私は花粉が飛ぶ2〜4月にはあまり窓を開けないようにしていたのですが、普段よりもほこりの量が多くなってしまいました。どうしても窓を開けられない場合は、吸い込む力の強い空気清浄機を導入しましょう。吸い込む力が弱いと、少し重たい花粉やチリは吸い込んでくれないので、パワーを重視することをおすすめします。

以上、ほこりの発生する原因とその対策についてご紹介しました。ほこりがゼロになるということはありませんが、少しでも減らせるといいですよね。特に部屋の換気は、私の実体験としては思っている以上に効果があるので、ぜひこまめに空気を入れ替えてみてください。 

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この記事を書いた人

インテリアコーディネーター

大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。

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