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シェア生活をもっと楽しむコツ(2)

ライフスタイルの違いを楽しもう!十人十色のシェアライフ(2/2ページ)

内野匡裕内野匡裕

2016/03/28

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「自分の価値観」を知る

違う人生を歩んできた人と過ごすことは、自分が何を好きで、何にこだわりたいのかはっきりさせることができます。いまの時代はシェアハウスに住まなくても、SNSやインターネットを通じて遠く離れた人や知らない人と会話をすることができますが、やはり同じ空気を吸いながらリアルなコミュニケーションをとることがいちばんです。

たとえば将来はどんな仕事をしていたいか、何歳までにどんなことをしてみたいか話してみると、その人がどんな価値観を持って生きているのかがわかります。「将来は起業したい」という同じ目標を持つ人が集まっても、金融系の人は資金面からアプローチしたり、コンサルタントの人は事業計画の話をしたりと自分とは違う物差しを持つ人が集まるそうです。

多くの人は「職場」と「自分」のふたつで物事を考えがちですが、そこにプラスしてシェアハウスというサードプレイスを持つことで、ほかでは得られない価値を見出すことができるようになります。

視野を広げることは、自分の人生における幸せを見つける力につながるかもしれません。シェアメイトは一時でも人生で共に生活をする「縁」のある仲間です。物のシェアだけではなく、一緒に情報のシェアや価値のシェアを楽しみましょう。

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この記事を書いた人

株式会社彩ファクトリー 代表取締役

10年前に国際交流経験を求めてシェアハウスに入居。自分自身が体感した「人との交流から得られる気づき、学び、視野の広がり、共に体験し、感動できる喜び」を、社会に受け入れられやすい形にリメイクして届けたいと、シェアハウスの事業化を決意する。 以来、勉強のために10物件に住み、200物件以上を見学、シェアハウス運営会社を副社長として設立し、デザイナーズシェアハウス4件を運営。その後、独立して株式会社彩ファクトリーを設立。 ひとり暮らしでは得られない「体験」の得られる環境にこだわり、コンセプトシェアハウスを17件プロデュース。全330室を運営。 起業家が切磋琢磨を楽しむ「起業家シェアハウス」は、起業家同士が日常的に相談し合い、刺激を与え合い、目標の実現を加速することを目指して運営。共用のセミナールームにてさまざまなビジネスイベントを開催している。これまで4年間運営し、上場企業の創業者や年商50億円規模の経営者も入居している。 また、「英語漬けシェアハウス」では、外国人が20パーセント以上となるように調整し、共用ラウンジでは英語で話すことをルール化、シェアハウス内で週2回の英会話レッスンを開催する。また、毎月国際交流パーティーを開催し、外国人との国際交流を日常化している。 その他、シングルマザーシェアハウス、東大合格シェアハウスなど、多くのコンセプトシェアハウスをプロデュースする。 彩ファクトリー http://irodorifactory.com

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