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シェアハウス探しから入居手続きまで(4)

いざ内覧! シェア物件選びのチェックポイント(2/2ページ)

内野匡裕内野匡裕

2016/03/10

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運営会社(メンテナンスや管理体制)は信頼できるか?

シェアハウスの場合、運営会社が共用スペースや入居者コミュニティの管理に大きく関わってきます。案内役の担当者の人柄や雰囲気も、親身になってくれる会社かどうかの見きわめポイントにしましょう。

大人数やドミトリータイプ、広い共用スペースのある物件であれば運営会社の訪問頻度や清掃などの管理体制によっても快適度が異なります。衛生管理や備品の補充を運営会社が行っている場合、不備がないかどうかストックもチェックしてみるといいでしょう。

入居者のコミュニティにどれくらい関与しているのかも聞いておきましょう。物件によっては月ごとにパーティを開催していたり、みんなが交流できるノートを置いたりと交流を活性化できるための工夫をしているところもあります。

もし入居することになれば、運営会社とはこれからもつきあい続けていくことになります。「シェア生活のパートナーとしてうまくやっていけそうか」という視点を持つとともに、こちらも人柄や態度をチェックされていると意識して誠実な態度で接しましょう。

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この記事を書いた人

株式会社彩ファクトリー 代表取締役

10年前に国際交流経験を求めてシェアハウスに入居。自分自身が体感した「人との交流から得られる気づき、学び、視野の広がり、共に体験し、感動できる喜び」を、社会に受け入れられやすい形にリメイクして届けたいと、シェアハウスの事業化を決意する。 以来、勉強のために10物件に住み、200物件以上を見学、シェアハウス運営会社を副社長として設立し、デザイナーズシェアハウス4件を運営。その後、独立して株式会社彩ファクトリーを設立。 ひとり暮らしでは得られない「体験」の得られる環境にこだわり、コンセプトシェアハウスを17件プロデュース。全330室を運営。 起業家が切磋琢磨を楽しむ「起業家シェアハウス」は、起業家同士が日常的に相談し合い、刺激を与え合い、目標の実現を加速することを目指して運営。共用のセミナールームにてさまざまなビジネスイベントを開催している。これまで4年間運営し、上場企業の創業者や年商50億円規模の経営者も入居している。 また、「英語漬けシェアハウス」では、外国人が20パーセント以上となるように調整し、共用ラウンジでは英語で話すことをルール化、シェアハウス内で週2回の英会話レッスンを開催する。また、毎月国際交流パーティーを開催し、外国人との国際交流を日常化している。 その他、シングルマザーシェアハウス、東大合格シェアハウスなど、多くのコンセプトシェアハウスをプロデュースする。 彩ファクトリー http://irodorifactory.com

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