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地鎮祭ってなに?

地鎮祭の流れと必要なもの(2/2ページ)

横山せつこ横山せつこ

2019/09/28

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地鎮祭の儀式の流れは?

一般的な儀式はどのように行われるのでしょうか?
まず神主が参列者の方を祓い清めたあと、神様を祭壇に招き神様にお供えものをささげます。その後、神主は祝詞を唱えて、建設現場の四隅に「米・塩・酒」をまくのです。
次は、刈初(かりぞめ)の儀、鍬入れの儀、鋤初めの儀を行います。これらの所作は、施主、設計者、建築会社などが行うことになります。誰がどの所作を担当するかは神主や建築会社によっても異なっているようです。刈初の儀では、鎌をもって「えい・えい・えい」と大きな声でいいながら、草を刈る所作を三回行います。そして三回目で盛砂の草を刈ります。鍬入れの儀も、鋤をもって三回ふる所作は同じです。三回目で盛砂を崩します。鋤初めの儀も同様で、三回目に盛砂を掘る所作を行います。


玉串を祭壇にささげた後、お供えものを下げてお招きした神様にお帰りいただきます。最後にお供えしたお神酒などで乾杯をして、お供えもののお下がりを皆でいただくというのが儀式の流れです。

現在では地鎮祭をしないケースもありますが、家を建てる機会は滅多にありません。経験や縁起担ぎと思ってやってみるのも良いかもしれませんね。またこのような儀式を行うことで、建築会社ともコミュニケーションの場が増えて、より深い信頼関係を築けることでしょう。

 

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この記事を書いた人

イラストレーター、ライター

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