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「セルフリノベーション 壁紙張り換えの巻⑦」

壁紙の張り方 ☆柄物、アクセントクロスにチャレンジ☆ (2/3ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/01/30

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材料準備の際に注意すること


(写真③柄リピート)

また、材料を準備するときにも無地クロスとは違う注意点があります。
それは、柄の「リピート」分を加えて材料を用意する必要があるということです。
そのため柄物のクロスは、購入の際に必ず「リピート」が何㎝なのか確認が必須です。「リピート」とは、同じ柄が何㎝ごとに印刷されているかということです。
例えば、縦リピートが30㎝だとすると、とった壁の寸法に30㎝を足して材料を用意する必要があります。
リピートの間隔が長いと、その分多めに材料を用意しないといけないということなので、材料費にも大きく影響がでてきます。

アクセントクロスとは?


(写真④アクセントクロス)

こうした柄物や色物のクロスは、部屋全体を柄物にするのではなく、実は部屋の一面だけに貼ってアクセントにするのがおすすめです。全面カラーや柄にしてみると、落ち着かないという人も多いのです。
また、白やベージュ系は部屋を広く見せる効果があるので、こうした無地のクロスの特性を活かして部屋は広く見せつつ、アクセントで雰囲気を変える、というのが日本の家には合っているかと思います。

では、部屋のどの面にアクセントクロスを入れると効果的なのか?
基本的な考え方は、入り口から入った時に目につく壁を柄物のクロスにしてアクセントにするということ。
入ってすぐに目に入る正面の壁にアクセントクロスがあると、部屋の第一印象が変わって効果的なのです。

もし賃貸住宅の大家さんなどであれば、お客さまが内見に来た際に、どこが最初に目に入るか、と考えるといいでしょう。

また、天井をは高く見せたいということで白系が選ばれるのですが、寝室などであれば、、ブラウンやグレーなどのクロスにすると、落ち着いた空間を演出することができます。

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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