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LOVE HAWAII~ハワイ通の中野亜紀がハワイのあれこれを綴ります~

#01 なぜハワイに住むようになったのか(2/3ページ)

中野亜紀中野亜紀

2018/09/07

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小児喘息は思春期までに70%が治ると聞いていたので、なるべく長く滞在したい私としては、1度取れば5年間有効な学生ビザが良いと思い、学生になることを決意しました。娘が私立の学校に行きビザを取っても、親は帯同ビザが取れませんが、親の私が学生ビザを取れば21歳以下の子供は帯同ビザを得ることができるのです。私は高校を卒業した後、ワシントン州のコミュニティカレッジに2年間留学していたのですが、帰国後、留学相談機関に就職したときに感じた「米国に行きたい」という気持ちが、この学生ビザの仕組みを知り、再び蘇ってきました。

調べるとハワイで一番学費が安いのはハワイ大学。州立大学のため州内学生以外は3倍の授業料になりますが、当時は1年過ぎて成績がある程度良ければ州内学生と同じ年間約3,000ドルの学費でよいことになっていました。ただ、出願の締切りが早く、合否が出るまでに時間がかかることと、私自身10年以上のブランクがあり、英語力にも自信がなかったため、諦めざるを得ませんでした。ですから、まずは申し込みさえすれば入学許可書がすぐもらえる語学学校に入学することにしたのです。

無事に学生ビザを取得し、重量制限いっぱいの32キロ(当時はエコノミーでも32キロまでOKだったのです!)のスーツケースを4個持ってハワイへと発ったのは、娘が日本で小学校1年生の1学期を終えた8月でした。

入国は授業開始の30日前からできるとのこと。日本からホテルコンドを2週間予約して、その間に公立小学校の下見をし、車を買い、ホームドクターを決めて生活の基盤を整えることにしました。

次ページ ▶︎ | 娘は日本の駐在員が多いアラワイ小学校へ入学 

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この記事を書いた人

東京都出身。2000年8月から一人娘とともにハワイへ移住。2005年ハワイ大学経営学部会計学科卒業後、ハワイの日系不動産会社に勤務しハワイ州不動産免許(後にブローカーライセンス)を取得。2013年、雇用による永住権を取得し、現在は不動産投資・開発・管理・売買・商業物件・バケーションレンタル等扱う現地総合不動産会社“リアルセレクトインターナショナル”で、日本人顧客の居住用不動産売買を担当。https://www.realselectintl.com/

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