DIYで電気のスイッチプレートを簡単カスタマイズ!(2/2ページ)
嶋崎都志子
2015/12/25
さぁ、交換してみよう!
○必要なもの
マイナスドライバー、プラスドライバー(1番、2番)
ドライバーには先端の大きさによって番号がついています。通常の暮らしの中でよく使われるのはマイナスドライバーなら3〜5番、プラスドライバーなら1番と2番です。
ネジの大きさとドライバーの先端が合ってないと、ネジの溝を削ってしまったり、うまく回せないという事がありますので上記の3本は揃えておくと便利です。数本がセットになった簡易ドライバーセットもおすすめです。
○交換方法
(1)ネジが見えているタイプ
ドライバーを左に回してネジを外し、新しいカバーを取り付けます。2つのネジの間隔(ネジピッチ)は規格で決まっているのでぴったりと新しいカバーを取り付けることができます。
(2)(3)ネジが見えず、枠がついているタイプとネジが見えず、枠もないタイプ
スイッチカバーの下部を良く見ると6〜8mmくらいの小さな溝があります。そこにマイナスドライバーを浅く差し込んで軽くひねり、隙間を大きくしていき、スイッチカバーを外します。次に枠(プレート)部分のネジをプラスドライバー1番で外します。
この部分を留めているネジはとても小さいので、現状復帰するためになくさないように保管しておきましょう。逆の手順で新しいスイッチプレートを取り付けたら完成!(所要時間目安15分)
○注意点
DIYで交換してよいのは上記に説明したカバーと枠(プレート)部分のみです。スイッチを固定している金属製の埋め込み枠のネジはさわらないようにして下さい。
築年数の経った物件などの場合、スイッチの形状が違うので規格サイズのスイッチプレートが使えない場合があります。そういった場合はクラフト用に売られているマスキングテープやインテリア用の粘着シートで簡単リメイクがおすすめです。
弱粘着なので元に戻したい時は剥がすだけ! ただし、長年貼ったままにしておくとテープの糊部分とプラスチックが癒着して綺麗に剥がせない恐れがあるので、目安は1年くらいに。年末のお掃除のタイミングで毎年色んなデザインに挑戦してみても面白そうですね。
引っ越しの時は元通りに
現状復帰が条件の物件であれば、退去時には元通りにするため取り外したプレートやカバーはなくさないようにしておきます。ドライバーと15分の時間があれば誰でも簡単にできるDIY! ぜひ挑戦してみてください。
この記事を書いた人
DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター
ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。