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パワハラ・セクハラ、シブチン、マウンティング…「賃貸」管理会社・仲介会社に嫌われるオーナーの10大原因とは(2/2ページ)

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3.仕事が進まないので嫌われる!

急いでるのに…電話に出てくれないマイペースオーナー

内見に訪れた入居希望者から「家賃を少し下げて」との交渉が。ところがオーナー、いくら電話を鳴らせど出てくれない。数日経って「旅行中だったんでね。折り返すの忘れてたよ。で、なんの用件なの?」――現場を泣かせる瞬間だ。これを繰り返すオーナーはスタッフにとっては仕事の足を引っ張るストレスの元だ。やがて信頼を失っていく。

どっちなの? 条件がコロコロ変わるカメレオンオーナー

礼金0・敷金0の「ゼロゼロ」を目玉に入居者募集。ところが、まさに申し込みが入ろうかというタイミングで、「やっぱり敷金はアリで」とオーナーが条件変更。それが原因で申し込みが流れると、今度はオーナー、不満顔で「やっぱりゼロでいいや」。こういうことがあるとスタッフは当然オーナーの意思決定が信用できなくなる。

早く言って! 報告・連絡ナシの落とし穴掘ってますオーナー

「問い合せが入りました。明日内見にお連れします」と、仲介会社のスタッフが連絡したところ、「あ、その部屋なら先々週に埋まったよ。〇〇不動産さんの客付けで」――自主管理オーナーがやらかしやすいチョンボだ。「学生さんが入居をご希望です」「あ、言い忘れてたけどこの部屋学生お断り」……そんなオーナーの物件は当然扱いを避けたくなる。

相手が結果を出してくれない原因は?

以上10例、いかがだろうか。もちろん、オーナーの側から両者の関係を見れば、話は180度ひっくりかえり、「ダメな管理会社・仲介会社が頭痛のタネだよ」と、いったボヤきも聞かれることになる。

しかしながら、人と人(会社)とが相対する仕事では、満足できる成果を相手が示してくれない場合、原因が自分にないかを考えてみることも大切だ。この記事に紹介したような例に「自分も該当してはいまいか?」――立ち止まり、振り返ってみることも重要となる。

あるいは、これを読んでいるあなたがご家族をもつ人ならば、パートナーや子どもさんにでも、ちょっと聞いてみるといい。自分はそうは思っていなくとも、「あなたは時々物言いがキツくなる。管理会社の〇〇さん、いつも怯えているように見えるけど」――貴重なアドバイスが得られるかもしれない。 

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この記事を書いた人

編集者・ライター

賃貸住宅に住む人、賃貸住宅を経営するオーナー、どちらの視点にも立ちながら、それぞれの幸せを考える研究室

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