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失敗しない中古マンション投資

ちょっと視野を広げて考える立地条件(2/2ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2019/09/16

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ターミナル駅から15~20分のところまでなら需要あり!

では、どういった立地を選べばよいか――。

こうした実績のある管理会社なので、新しい物件を購入する際は「この物件の管理を頼めすか」と管理会社の意見を最初に聞いています。

また、物件のエリアについては、“山手線のターミナル駅まで乗り換えなしで出られる沿線”という条件で見ています。

ターミナル駅というのは複数の路線が乗り入れている駅ということで、東京でいうと、東京駅、品川駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅、上野駅、秋葉原駅などです。この7駅は会社そのものがあったり、その駅で1度乗り換えれば、大概の目的地に到着できるような駅です。

そのうえで、こうしたターミナル駅に電車で15~20分ほどのところまでならありと私が考えています。

たとえば、ターミナル駅を品川駅にすればそこからはJRの東海道線、京浜東北線、私鉄では京浜急行、地下鉄の都営浅草線があります。また、渋谷駅であれば、田園都市線、東急東横線のほか副都心線や銀座線といった地下鉄などに乗り継ぐことができます。このように視野を広げることで、エリアの選び方は広がるのです。

もちろん、「このエリアがいい」とこだわりを持つのもよいことです。しかし、あまり視野を狭くするのではなく、それぞれの町にはさまざまな魅力があります。単にその町に行ってみただけと、この町で物件を買おうとと思ったときに見えてくるものはおのずと違って来ます。こうした新たな町の魅力を見つけるのもアパート・マンション投資の面白さの1つではないでしょうか。

 

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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