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複数の不動産会社の<重複する賃貸物件広告>に振り回されない方法(2/3ページ)

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物件情報がポータルサイトに掲載されるまでの一般的な流れ

①大家さんが不動産会社A社に募集を頼む

②A社は、「レインズ」という不動産会社しか見れないサイトに大家さんの物件情報を登録

③「レインズ」で物件情報をみた不動産会社B社(客付け業者)は、「この物件を広告にしてお客さんをB社まで連れてこよう!」と考え、「ポータルサイトに掲載しますよ」とA社に許可をとる。

④B社はポータルサイトに大家さんの物件情報を載せます。もちろんポータルサイトの問い合わせ先はB社です。

⑤そしてお部屋に興味をもった人が、B社がポータルサイトにあげた大家さんの物件の情報をみて、B社にいく。

ポータルサイトに掲載したのが、B社だけではなくC社、D社、E社・・・と複数の不動産会社が行ったらどうなるでしょう。不動産会社の数だけポータルサイトに同じ物件情報が掲載されてしまいます。

不動産会社にとって、ポータルサイトに掲載したい物件は客寄せ物件」

自分の会社の名前で掲載して、人気な物件の情報を出す。すると広告を見た入居希望者は、問い合わせ先であうる自分の会社に問い合わせをしてくる。一度店舗に足を運んでもらえれば、不動産会社は他の物件でもいくらでも紹介できるのです・・・。まさに不動産会社による、不動産会社に行くための賃貸物件広告になっているのです。

 

❷「どこの不動産会社が安い?」部屋探しではなく、不動産会社探しだ

ポータルサイトにいろいろな不動産会社が掲載しているのをみて、入居希望者は普通こう思いますよね。

「どの不動産会社から問い合わせをしたら、一番安くなるのか?」

いつのまにか、お部屋探しをしていたはずが【安い不動産会社を探す】ところからスタートしている方も多いのではないでしょうか?

ちょっと待ってください!

そもそもどこまで安くするか決めるのは大家さんです。たどりつくべきゴールも大家さんの答えも一つしかないのですが、私たちは複数の選択肢の前で「どの入り口から入ろうか?」「どうしたらより安い入り口から入れるのか?」と、時間をかけて悩んでいる・・・ということです。

時間がもったいない!

・・・それよりもそのルートをスキップして、ゴールのところで待っている大家さんと直接話しちゃった方が、はるかに効率がいい&正しい値段で部屋探しができると思いませんか?

 

次ページ ▶︎ | 大家さんが直接掲載するから、重複する賃貸物件広告は存在しない 

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この記事を書いた人

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