管理費ってなに?(2/2ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2020/10/13
家賃の場合、住居としての契約であれば賃料に消費税はかからない。しかし、事務所や店舗といった事業者が使用する業務用物件の場合であれば、賃料に消費税がかかる。
では、「管理費・共益費」に消費税はかかるのだろうか?
つまり・・・
・賃貸の契約が住居用であれば、「管理費・共益費」も消費税はかからない!
・賃貸の契約が事業用であれば、「管理費・共益費」にも消費税はかかる!
「管理費・共益費」の値下げ交渉はできる?
「値切れない」ということはない。ただし、「管理費・共益費」は共有部分を維持管理してもらうのに必要なお金で、周りの入居者も平等に支払っているもの。「管理費・共益費」を値切ってしまい周りの入居者との金額に差が生じると、周りの入居者に発覚した際、当人の印象が悪くなったりクレームに発展する可能性がある。値切るのであれば家賃の方が無難である。
「賃料が高くて管理費は安い物件」と「賃料が安くて管理費は高い物件」どちらを選ぶ方がお得?※どちらも合計金額は同じだとする
→「賃料が安くて管理費は高い物件」を選ぶ方が、初期費用が総じて安くなるのでお得!
・・・なぜなら、敷金・礼金・仲介手数料は、「賃料〜ヶ月分」というふうに賃料が基準となって請求される。
そのため賃料が安ければ初期費用も総じて安くなるのだ。
交渉するなら、「管理費・共益費」より賃料の方がお得ですね! 賃料が下がれば初期費用だけではなく、物件に住み続けた場合の更新料などもお得になります。
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(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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