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<オフィスの引越し>オフィスの退去予告と原状回復の手順(2/3ページ)

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❷旧オフィスの原状回復は誰がするの?

 

原状回復とは?

原状回復とは、賃貸物件を退去する際に入居時の状態に部屋を戻すことである。住宅の場合は、大家が業者を手配して行う。原則は、経年劣化や通常の生活による磨耗は大家負担だ。(借主の故意や過失によっては損壊したものがあれば、その費用だけ借主が請求される)。オフィスの場合は、すべて原状回復の費用を借主が負担するのが一般的だ。壁、床、天井の塗り直しや貼り直しなどすべて借主負担で綺麗な状態にしなければいけない。オフィスの場合、借りた会社・業種によっても内装工事の規模が違う。家賃にあらかじめ原状回復費用を組み込む事が出来ない分、「いっぱい手を加えてもいいけど、その分元に戻す費用を払うのは借主だよ。」ということ。

 

管理会社で、原状回復をする指定業者が決まっているか確認しよう!

管理会社の方で原状回復をする業者が決まっていれば、その業者に依頼する。原状回復は、明け渡しの期日までに終わらせなければいけないので、業者とスケジュール・見積もりの打ち合わせをしよう。

 

オーナーやビルの管理会社と「原状回復の範囲」を確認も忘れずに!

たとえば床に汚れがついていた場合、部分張り替えでいいのか・全面張り替えになるのかなど。原状回復はどの程度まで求められるかを事前にすり合わせておこう。大切なのは、「工事範囲が適正なのか?最初より特別な設備をつけさせられたり過剰な工事が含まれていないか?」を検証すること。それによって見積もりも変わってくる。

 

次ページ ▶︎ | オフィスの原状回復の期間は? 

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