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床の傾きから建物の傾きを調べる方法(2/2ページ)

皆川聡皆川聡

2016/08/15

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しかし、前述しましたように、基礎の欠損等が考えられますので、専門家(住宅診断士など)へのご依頼をお勧めします。場合によりましては、破壊検査(壁をはつって、土台、筋交、金具等の状況を確認、その後復旧するまで)をしないと分からない場合もありますので、その場合には、ご予算等ご相談いただければと思います。

まとめ

今回は、建物の傾き発見のポイントとして、床の傾きについて、記載させていただきました。床が傾くと建物が傾き、建物のずれを生じさせ、雨漏り、水漏れ等の原因になりますので、投資物件をご購入または売却される際には、このようなことも検討されるとよろしいかと思います。 次回は、建物の外装について、住宅診断の観点からお伝えさせていただきます。 引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

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この記事を書いた人

不動産鑑定士

株式会社あおい不動産コンサルティング。大手不動産鑑定会社、株式会社三友システムアプレイザルに従事し、その後独立。 不動産鑑定業務が主ですが、住宅診断(ホームインスペクション)も対応しております。財務諸表・会社法・税務等についても、スキームに応じた鑑定評価の立ち位置を認識しております。相続・事業承継関係等にも勿論対応させて頂きます。<br> 賃料の評価・査定につきましても、数多くの案件を携わっており、得意にしております。 [担当]物件調査 皆川聡は個人間直接売買において物件調査により権利関係の確認をします。 個人間直接売買における皆川聡の詳しい役割はこちら

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