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収益物件を選ぶポイント(2/2ページ)

熊ヶ谷一幸熊ヶ谷一幸

2016/05/31

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新築収益物件の選び方

新築物件は、最新の設備を備え、修繕費用は当面かからない等好条件があります。その反面 、高い家賃設定で価格も高いというマイナス面もあります。新築物件を選ぶ際は、中古物件同様、日照、眺望、周辺環境等が重要なのは変わりませんが、建築予定場所の立地環境の綿密な調査が必要です。

建設予定地周辺のマンションやビルにクラック(ひび割れ)や道路面との不自然な段差が見られないか、建設予定地の下に地下水脈が走っていたり、水気を多く含んだ土壌でないか等、将来的に建物に大きな影響を及ぼさないかを吟味して下さい。

また、新築物件の建設を依頼する場合には、建設会社数社で複数見積書をとるなどして価格を相互比較することも重要です。土地価格や建設価格は妥当な水準か?、管理体制はどうか?フォロー体制はどうか?、など様々な視点で比較検討してみて下さい。

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この記事を書いた人

不動産鑑定士

株式会社東洋不動産研究所 代表取締役。1966年(昭和41年)生まれ。平成元年 慶応義塾大学法学部政治学科卒業。 学生時代はバトミントンなどのスポーツとアルバイトに没頭。不動産を生かすのは人間次第であり、個人生活・企業活動の成長は不動産のあり方・価値を極大化し、さらに個人生活・企業活動を成長させる、という不動産とのベストな付き合い方を提唱。どのタイミングで取得して処分するのかを時間軸でとらえ、ソリューション型の不動産調査・鑑定を日々実践している。 趣味は、エアロビクス。大手スポーツクラブの特別会員となっており、時間があればあちらこちらのスタジオに出没しては、主に中上級者向けエアロビクスを楽しんでいる。来年は、競技エアロビクスにチャレンジしようと考えている。 [担当]物件調査 熊ヶ谷一幸は個人間直接売買において物件調査により権利関係の確認をします。

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