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今年の「不動産・建築業界」の動向

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先日の続きからです。「中古住宅流通の活性化」が機能すれば....

 

■中古の建物の評価がシステムとして確立される

 

~不動産の所有者側から見れば、自分の建物の価値が上がる。(価格が上がる)

 

~銀行の住宅ローンの幅が広くなる

 

・築年数による不利な状況の緩和

・建物の評価による借入金額の増加などなど

 

※つまり、中古住宅の評価が システム として確立

 

されれば、不動産の価値が今より安定して、売却する売主さんにとってはプラスです。

 

逆に、購入者にとっては若干価格が上がりますが建物の評価の安定により、銀行の住宅ローンが借りやすくなり、建物の価格も下がりにくくなりますから、資産としての価値も高くなります。他にも、今まで銀行の融資が受けられずに売れなかったり、買えなかったり、不動産に残っている残債を大幅に下回る評価しか出なかった住宅なども、市場に出てくる可能性が格段に上がるでしょう。

 

問題は、いつの世も国が作るシステムと現実のギャップや、実際のその場での機能でしょうか。お題目は立派でも、実際の現場では機能しないシステムであったり、何らかの基準が厳しすぎて、適用範囲が殆どなかったり...。

 

明日は、問題の内容の話をしたいと思います!

 

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